山口畜産

山形県最上町

最上級の山形牛を追求し続ける

 

もう一口食べたくなる山形牛。
その肉質は風味豊かできめ細かく、
脂質は口当たりがよくしつこくない。
この理想の牛づくりを、
「繁殖」「肥育」「リサイクル」「食肉」の
徹底した一貫体制が可能にしています。

繁殖

繁殖

仔牛から一貫して育てる

山形・沖縄での子牛市場からの導入のほかに、沖縄で300頭、山形で400頭の繁殖牛を飼養しています。繁殖から肥育まで一貫して管理を行うことで、高品質の牛づくりを実現。自社で産まれた雌牛を繁殖牛として育て、今後も頭数を増やしていく予定です。

沖縄・多良間島の繁殖牧場

南国の温暖な土地に繁殖牧場として株式会社山口ファームを設立。広々とした牧草地で目一杯運動し健やかに育った仔牛は丈夫で病気にも強くなります。現地雇用し、徹底した管理を行っています。

肥育前期

肥育

飼料体系を5段階化

一般的に前期後期で分けるステージを5段階に分け、牛の成長に合わせた最良な給餌を行っています。ステージごとに餌の成分や、草の量を調整。基礎的な体づくりから仕上げまで細分化することで美しい霜降り牛が完成します。

段階に合わせたオーダーメイド飼料

5段階のステージごとにオーダーメイドで配合した飼料をメーカーに依頼しています。また、市場の動向をチェックし、常に変化する消費者の嗜好に合わせて餌の内容をマイナーチェンジしています。

細やかに調整し品質を上げる

ステージを細分化するだけでなく、投入する量やタイミングも、牛一頭一頭に合わせて担当者が調整し、品質の均一化を図っています。

肥育中期

水へのこだわり

神室山の伏流水を地下から組み上げています。常に新鮮で綺麗な水を与えることで洗練された肉質を生み出します。

ストレスのない、ゆったりした木造牛舎

高い天井の広い牛舎でゆとりをもって育てています。送風機で換気をすることで新鮮な空気を取り入れ、牛が快適に過ごせる環境を整えています。

肥育後期

社内品評会が、技術を向上させる

年に一回、社内品評会として、「山口セレクション」と題したコンテストを実施しています。社員一人ひとりが牛を一頭選び、順位を競います。普段からしっかり観察することで牛を見る目が養われ、自分が育てた牛が流通されるという意識も高まります。結果が良ければ自信に、だめなら考えるようになる。プロ意識の向上にも一役買っている取り組みです。

牛舎巡回勉強会

月1回社員同士で牛舎を巡回し、各担当スタッフが飼養管理の方法を共有しています。巡回後の会議では全員で議論し理解を共有することで、バラツキのない肥育管理に繋がっています。また、2ヶ月に1回外部講師による勉強会が開催され、常に変化する市場や肥育の知識を身に着けています。

仕上げ前期

山形牛枝肉市場で県内最大級の出荷数

山形牛の枝肉市場の15~20%を山口畜産から出荷された牛が担っています。市場に山形牛を出荷する生産者の中では最も多く、県内最大級の肥育頭数を誇ります。

出荷頭数中、9割が上物の黒毛和牛

全国平均の上物率がおよそ8割程度に対し、弊社では9割がA4、A5ランクの上物として出荷されています。品質と安定した出荷が、指名買いにもつながっています。

仕上げ後期

増え続ける海外への輸出

取引先から山口畜産を指名されるほど、毎年着実に輸出量が増加。安定して高品質の牛肉を出荷できる強みを活かし、輸出拡大を目指しています。

リサイクル

リサイクル

繁殖し、育て、リサイクルまでを展開

リサイクル会社を併設し、良質な有機堆肥を製造・販売しています。小売の他、業務用として高速道路の法面の緑化などに使用されています。

食肉

食肉

もう一口食べたくなる山形牛

脂の融点が低く、口に入れた瞬間にとろけます。あっさりしているのでしつこくなく、味に深みがあるのが特徴。あたりまえの美味しさの、一歩先へ。もう一口食べたくなる牛肉を追求していきます。

自社生産のこだわりの牛肉を

自社の牛肉を直接消費者に届け、声を聴くことができる直売所を併設。近隣の方にご利用いただいているほか、県外からもご来店いただいています。地元飲食店への卸も行い、地産地消の取り組みにつながっています。全国発送も承ります。

感謝祭で地域貢献

日頃の感謝を込めて毎年10月に感謝祭を開き、焼き肉の無料振る舞いを行っています。お世話になっている関係者や直売所でポイントをためた方などに参加チケットを配布しており、毎年とても喜ばれています。社員とお客様の交流の場にもなり、やりがいにつながっています。

日本の畜産業界をリードしていきたい

畜産農家が減少すると言われている中、山形、ひいては日本の畜産をリードし、守っていくために一役買っていきたい。社員の働きがいを含め、今後もよりよい畜産環境を整えてまいります。そして、日本の畜産物を世界へ広めていくことを使命と捉え、邁進していく所存です。

会社概要

農場名 有限会社山口畜産
代表者 代表取締役 山口登
所在地 山形県最上郡最上町大字向町1575-2

経営の概況
①事業の目的
 イ)肉用牛の生産・販売
 ロ)牛肉の販売
 ハ)堆肥の販売
②飼養頭数
 肥育牛(黒毛和種)約2,900頭
 繁殖牛(黒毛和種)約700頭
 (山形400頭、沖縄山口ファーム300頭)
③主な施設
 牛舎28棟
 堆肥リサイクル施設7棟
 食肉販売施設1棟
④従業員等
 42名(役員4名、従業員38名)
⑤設立年
 1983年

経営の特色
①効率的な肥育経営のために、肥育牛(黒毛和種)の出荷月齢の目標を29カ月としている。
②肥育部門で生ずる家畜排せつ物については、堆肥製造資材として関連会社の山形農肥産業株式会社へ供給し、有機肥料等として製造・販売し環境保全型農業を推進している。
③地元の最上家畜市場での肥育素牛購買や牛肉の販売を通して地産地消を推進している。

衛生管理方針

①私たちは、肉用牛の生産農場として安全で安心できる「山形牛」を食卓へお届けいたします。
②私たちは、生産物の安全性を確保するために、HACCP手法に基づいた衛生管理システムを構築し、維持し、継続的に改善を行い、必要に応じて更新します。
③私たちは、衛生管理方針、家畜衛生およに食品衛生に関係する法令・規則・条例を遵守し、お客様のニーズに応えるために努力します。
④私たちは、肉用牛の飼養衛生管理の目標を定め、外部コミュニケーション活動や社内勉強会を通じて内部コミュニケーションの向上に向けた活動を行い、必要な知識・技術の習得に努めます。
⑤私たちは、衛生管理方針を事務所に掲示して社員全員に周知し、供給者および出荷先には衛生管理方針の控えを渡すことにより周知します。

アクセス

有限会社山口畜産
山形県最上郡最上町大字向町1575-2

お問い合わせ

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0233-43-2023

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